2021令和3年)年9月7日の岩木山の朔日山(ご来光有り)

【岩木山の朔日山】
2021年9月7日(火)は、津軽平野の霊峰 岩木山(標高1625m)の朔日山(ついたちやま)でした。しかし、新型コロナウイルス感染防止のため、頂上でのご来光を拝むことは昨年に続き中止となってしまいました。ご来光は関係者のみで行われました。

報道関係者によれば、一般の参拝客も登山囃子もない、寂しく静かなご来光であったそうです。私は自宅から見える岩木山に向かって二階の窓越しにお参りさせていただきました。本来ならば岩木山の頂上で参拝し、ご来光を拝むのですが、残念ながら今回はコロナ禍のためにあきらめざるを得ませんでした。来年こそは、岩木山の頂上でご来光を拝みたいものであります。

参考まで、青森市にある青森朝日放送(ABA)の記事を掲載しました。

青森朝日放送の記事  ★お山参詣「朔日山」 2021年のご来光は?(青森朝日放送)

これまでのご来光の経過

×2005年 (ご来光無し)
2009年 (ご来光あり)
●2010年 (ご来光あり)
●2011年 (ご来光あり)
●2012年 (ご来光あり)

×2013年 (ご来光無し)
×2014年 (ご来光無し)
×2015年 (ご来光無し)

2016年 (ご来光あり)

▲2017年 (少し見えただけ)
×2018年 (ご来光無し)
×2019年 (ご来光無し)

2020年 (ご来光あり)コロナ禍のために一般客は参加できず

2021年 (ご来光あり)コロナ禍の為一般の参加は中止
×2022年 (ご来光無し)今回は団体での参拝も可能だった

今年(2021年)もご来光がありましたが、一般の参拝客が居なかったことで可能になったのでしょう。普段は、前日に「ご来光ツアーの観光客」達が麓でバーべキューで肉類やニンニクをたらふく食べ、精進無しで岩木山の頂上に登頂する事が多かったのです。そのためにご来光が拝めない年が続いたのだと思っております。

つまり、朔日山に行くときは最低限前日は肉食をせず、精進料理を食べてから登ってほしいのです。肉、卵、乳製品、ニンニク、ネギ等を食せず、納豆、昆布、豆腐、野菜、お米、魚類、魚卵、スルメ、漬物などを食して精進して欲しいと思うのであります。

ご来光を拝めない事が連続する原因は、「異常気象」の影響と朔日山に行く人達が精進して行かないことが原因ではないかと、私見ですが思っております。お山は聖域であることが多いので、どうか最低限のマナーを守って精進してから岩木山に登って欲しいのであります。

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