２００３年１０月　秋の十二湖とくろくまの滝
来年は還暦となる同期生達と秋のレクリエーションに出かけた。深浦の「ウェスパ椿山」のコテージに一泊することとし、荷物を預けてから、深浦町（旧岩崎村）のアオーネ白神十二湖（旧サンタランド白神）・十二湖の青池周辺と紅葉を見て午後4時にはコテージに帰って展望風呂に入った。 翌日（26日）は、「くろくまの滝」と「光信公の館」を見学して午後三時ころ帰宅した。今回もソニーのデジカメ（DSC-P71）を持って行ったので撮影してきた画像を掲載する。自然の紅葉の美しさはちっぽけな画像では少ししか表現できないのだが・・・。
１０月２５日(土）：　秋の十二湖である。紅葉に負けず「青池」は相変わらず青かった。この日を境に今年の紅葉シーズンは終わりをつげた。
秋の紅葉はどこも綺麗だが十二湖の紅葉は特別に美しい。また、日本キャニオンと崩山と紅葉がおりなすコラボレーションは見事なものであった。
岩崎村の「アオーネ白神十二湖（旧サンタランド白神）」にある「サンタクロース岩崎村簡易郵便局」である。ここでクリスマスカードを出すと良い。当たり前のことではあるが年から年中、クリスマス気分を味わえる。
「くろくまの滝」には紅葉がよく似合う。落差８５ｍの滝は, 赤石川支流にあり、日本の滝百選に選ばれた。幅が１５ｍのこの滝は県内屈指の規模 を誇っている。 車で鰺ヶ沢駅より５０分、くろくまの滝駐車場から約700m、徒歩約20分で到達する。熊の湯温泉から先は車二台のすれ違いができない細い道が続くので運転には注意されたい。
くろくまの滝までの道中、左側に続く赤石川渓流の山々の紅葉が目にしみる。綺麗だなぁ！　この上流には世界遺産の白神山地がある。この自然を周辺地域を含め、永久に保存していきたいものである。なお、最近できた「白神自然学校一ツ森校」もこの地域にある。紅葉の見頃は９月下旬から１０月下旬である。
「所要時間」 ◎JR鯵ヶ沢駅〜くろくまの滝：　車で約４５分 ◎くろくまの滝駐車場〜くろくまの滝：　徒歩片道約１５〜２０分（遊歩道の途中に上り坂あり） ◎くろくまの滝周回コース：　徒歩一周約２時間（急な上り下りが数箇所にある） 赤石（あかいし）渓流付近の道路は道幅が狭く、未舗装の部分もあるため、無理な運転をしないようにゆずりあって通行しましょう。天候次第では通行禁止になる場合があるので注意されたい。 豊富な自然と美しい景観を保つため、ゴミなどは持ち帰るようにお願いします。 「電話案内」 JR鯵ヶ沢駅　0173-72-2801　　弘南バス鯵ヶ沢営業所　0173-72-3131 西海無線共同配車組合　0173-72-3234　　海の駅「わんど」　0173-72-6661 ハロー白神　0173-79-2717　　白神キャンプ場　0173-79-2270 鯵ヶ沢町役場　0173-72-2111　　鯵ヶ沢町観光案内所　0173-72-5004
赤石川の上流、白神山地の一部地域に位置する「大然（おおずかり）」に「熊の湯温泉」がある。経営者は赤石マタギの三代目を継いでいる吉川隆氏である。くろくまの滝の見学、紅葉の見物、赤石川の散策の帰りにでも通り道にあたりますから、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「熊の湯温泉」(含塩化土類食塩泉) 入浴料：350円 営業時間　午前10時〜午後8時 効能：リウマチ性疾患、慢性皮膚病、婦人病 電話：0173-79-2518 （営業期間：6月1日〜10月31日） 住所：青森県西津軽郡鯵ヶ沢町一ツ森町字湯湧淵31-2 山菜料理、アユ・イワナ料理、ラーメン等があります。赤石渓流の散策、アユ釣りおよび山菜狩りの時にでもご利用ください。7室（20名）まで宿泊できます。一泊二食付き7,350円からあります。
従弟が主人公の本が出版された。熊の湯温泉の当主である吉川隆が大然（おおじかり）のマタギ として熊を射止めた時に残された小熊を引き取って飼育するに至るまでのことと、自然と人間の付き合い方などについて述べている。 「マタギに育てられたクマ」〜白神山地のいのちを守って〜 金治直美著　佼成出版社　価格：1500円+税　　2009-8-18現在
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