2010年4月4日の弘前公園の桜状況
昨年の4月4日も弘前公園の桜を観察に行ったが、今年も同じ日に弘前公園の西濠−蓮池−二の丸−下乗橋−杉の大橋 −追手門−市民会館を廻ってきた。園内は日陰に残雪があり、雪が消えたばかりの状態にあった。4月に入ってからも気温 は上がらず一桁代を続けている。 暖冬予想は完全に外れ、外濠のソメイヨシノの開花日は4月23日と予想されている。この気温では妥当な所であろう。ただ、 この後、気温が少しでも上がれば23日前にも開花するものと思われる。少雪の予報も外れ、弘前地方には予想以上の大雪 が降り続けた。そのため、積雪量が多く、低温も加わって雪が融けるのに時間をようしている。
弘前市民会館入口の右側の濠端にあるソメイヨシノの ツボミである。一番早く咲くことで知られている。	そのツボミも「小さく硬い」ため、4月23日の開花予想は 適当なものだと思っている。
弘前公園への入口である追手門と城跡の石碑である。 ここに、毎年2百万人以上の花見客が訪れるのである	弘前市立博物館では、築城４００年を記念して「弘前の町 並み」を展示していた。
追手門から杉の大橋への通りの出店は、場所が決まって 直ぐのため、店の骨格の鉄パイプだけが寂しく並んでいた。	下乗橋前から天守閣を写したが、桜の根元には残雪が 見えていた。
昨年の3月28日には綺麗に咲いていた「みずばしょう」は 影も形もなく、残雪だけが空しく横たわっていた。	二の丸に真ん中にある「大枝垂れ」桜の根元にも埃を かぶって黒っぽくなった雪が残っていた。
一番遅くまで咲き続ける西濠の桜のトンネルは雪が融けた ばかりで、濠端には残雪が見えていた。	今日の岩木山は快晴の青空に綺麗に映えていた。しかし、 気温はなかなか上がらない。