津軽語百選の音声版（１番〜８番）
	津軽語百選の１番から８番までを音声ファイルにまとめてみた。津軽語の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いである。音声は作者自身のものである。 （ページ容量：約160kB　再生時間：31秒） 左の画像は、津軽の霊峰「岩木山」1,625m、通称、新町坂から、２００３年９月２１日にSonyのディジカメ、DSC-P71で撮影したものである。 画像が不要な場合は、音声だけのサウンド(WMA)をご利用ください。
１．かまんどぁ　へづねづぎ　へわになた　ふとだば　までに　さねば　まいねよ 　「家計が切ないときお世話になった人であれば、大切にしなければいけませんよ」	５．がっこうさ　あがってがら　すぐけすてまて　ずんぶながぐ　やすんだね 　「学校に入学してから、すぐに吐いてしまって随分長く休んだのですよ」
２．むったど　しゃべるばって　えげんだもんでも　たましこあるんだね 　「いつも言うのですが、どんなものでも魂（命）があるのですよね」	６．まぎりで　手きてまてよ　おっき怪我すたごとあったね 　「ナイフで手を切ってしまい、大きな怪我をしたことがありましたよ」
３．けっつめで　おけても　まねはんで　そごのいしころ　とろけでおげ 　「つまずいて転んでもいけませんから、そこの石コロを片付けておきなさい」	７．ままばれ　けばまいね　おがずもかねば　おっきぐなえねよ 　「ご飯ばかり食べてはいけません。おかずも食べなければ大きくなれませんよ」
４．へんだぐ　きたねはんで　ろぐだもんでねって　もればまねど 　「着ているものが汚いからって、ろくな者ではないだろうと思ってはいけませんよ」	８．ごんぼほってねんで　ややどすごどさながぁ　からっぽねやみこのぉ 　「無理難題（文句）を言ってないで、さっさと仕事をしなさいよ。不精者このぉ